第56第理事長
西方 卓也
2024年度 活動指針
2024 Activity Guidelines
一、すべての人に敬意を持ち、
思いやりをもって接しよう。
一、先んじて行動することで、
ゆとりあるこころを持とう。
一、常に未来の自分を想像して
取り組んでまいりましょう。
理事長所信
Confidence
【はじめに】
人は人生のあらゆる場面において,他者とつながり助け合い生かされております。私自身、挫折や苦悩に直面した際には周囲の方より手を差し伸べていただき乗り越えることができました。
その中で、「つながり」とは他者を『尊敬』し、相手の⾧所を見習い、自らの短所を克服し成⾧していくことだと気づきを得ることができました。
しかし、『尊敬』をするためのプロセスは何よりも重要です。
お互いが認め合える関係を築かなければ、相手の⾧所が見えず手を差し伸べていただいても、ただ与えてもらっただけで終わり『尊敬』には遠く及びません。
では、何が重要なのか、それはお互いに『信頼』できる関係を構築することです。
私は青年会議所に入会してから、諸先輩方やメンバーから様々な機会を提供していただきました。
自分に与えられた役割を全うできるか不安に感じ苦心したことも多くあります。
しかし、周囲の方は「失敗することを気にするな」と私を信じ成⾧へと導いていただきました。このような経験から、私も自然と他者を信じることができ、振り返れば多くのメンバーと『信頼』できる関係を構築することができました。
私は、青年会議所という団体は、お互いに『尊敬』する心と『信頼』できる関係を構築することができる成⾧の学び舎だと確信しております。
青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」に向け、多種多様な価値観を持ったメンバーが同じ目的を目指し運動発信を展開しております。
草加市にも地域の発展を目的に掲げた多くの団体が存在します。
メンバー間の『尊敬』や『信頼』だけではなく、団体間での『尊敬』や『信頼』を改めて構築すること、すなわち、枠に捉われない連携を地域全体に広げることで、これまでにない課題解決の糸口や大きな運動発信になります。
この行く末が心豊かな幸福感溢れる草加市になると信じていると共に、使命として全身全霊で取り組まなければなりません。
これまで、⾧き歴史に渡り先輩諸兄姉が築いてこられた地域との「つながり」に心よりの敬意と感謝を胸に、最大限活用させていただき次代へ素晴らしい環境を紡いでまいります。
【子どもたちのつながりがよりよい草加市を作る】
近い将来草加市の未来を担うのは子ども達です。
次世代の担い手が存在しなければ、次々に生まれる課題を解決し持続可能な地域を創っていくことができません。そして、未来のまちを創っていく人材となるためには、草加市を愛する心と草加市とのつながりが必要になります。
自らが住むまちの魅力に気付きその価値を見出すことができれば、大人になる過程において自分もまちを創る一員であるという意識が芽生えていきます。
昨今小学生でもスマートフォンを持つ時代となり、SNSの普及により、世界中の人々と簡単につながることができるようになる中で、メールのように何か媒体を介してのコミュニケーションが主体となりました。
その陰でコミュニケーション能力が低下するとともに、未成年が関係するものも含めてインターネット上の犯罪やトラブルが増加しています。
子どものうちから対面での関りやつながりの重要性や個人を尊重できる環境が大切になります。
そのためには自身のコミュニティを広げてあげる必要があります、自身のコミュニティ枠を超えた多くの交流の機会を提供するためにスポーツや学びの場を通じて交流の機会を提供することにより草加市に貢献できる心を育み自分の思いに繋げてまいります。
【発信がつながりを作る】
「明るい豊かな社会」を目指し様々な課題を解決していくためには、賛同する人や応援する人を増やすことと、共に歩む仲間を増やす事が重要であると考えます。賛同する人や応援する人が多くなれば多くなるほどより思い切った挑戦を選択することができるようになり、共に歩む仲間が増えれば選択肢が多くなり様々な課題に対しより効果的で適切な方
法を選択することができるようになるからです。
しかしこれには地域社会から組織への理解度を高め、賛同者を増やしていくことが必要不可欠であり、現状の草加青年会議所は広報活動が不足しています。
広報活動というものは、活動や運動を発信し、集客するために活用するものではありません。
草加市をより良いまちへと変化していくためには、草加市民の認知と賛同、そして、参画が必要不可欠です。
私たちの運動や活動、それらに対する想いを発信することでその想いが市民へと伝播し、意識変革が起こり、まちの発展へとつながることこそが広報活動で最も大切な役割であると考えます。
情報過多の時代となった今、興味関心を持たない人へ情報を届けることは困難です。
今まで実践してきたことを自ら評価し、分析を行い、時には取捨選択し、より効果的な方法を求めて挑戦していくことで今まで以上に多くの人へ青年会議所の魅力を届けることが可能となり、ひいては草加青年会議所のブランディングへとつながっていきます。
一人でも多くの市民に魅力ある団体であると感じていただき、信頼を高められるような組織としての広報活動をしていくことが、草加市とのよりよいつながりを築くとこになっていきます。
【メンバーの皆様へ】
青年会議所は単年度制で、毎年役職や役割が変わり担った役割ごとにその年でないと経験できないことが多くあります。昨今、入会から卒業までの在籍年数が少なくなっている中、40歳までしかできない貴重な体験を多く積んでいきましょう。担いを受けることは多くの挫折や困難が待っております。ですが、自身の成⾧へとつなげていき、一生涯の仲間を作れるこの環境やメンバー自身が有益であること理解していただくために、お互いを尊敬し合い、それぞれが足りない部分を高めあえるメンバー同士の信頼関係の構築を目指してまいりましょう。
組織図
Chart
2024年 年間スケジュール
schedule